リツキシマブrituximab
参ったことに薬が切れた。ついうっかりしたものだ。今度は予備を多めに頼むつもりで居る。飲まなきゃすぐ死ぬわけではないが、まずいことはまずい。ともかく私の目標は長生きすることである。
今回切れたのはインシュリンだ。膜性腎症の薬が切れるとかなりまずいがね。これは相当真剣に管理している。現在は悪性リンパ腫にしか保険はきかないが、膜性腎症についてはリツキサン(リツキシマブrituximab)という薬にに期待している。
昨年から日本でも小児難治性ネフローゼの治験が開始されたはずである。
従来、自己免疫疾患で主役を果たすのはT細胞であるとされ、T細胞機能を抑える免疫抑制剤が数多く開発され使用されてきたが、T細胞の刺激下にB細胞から産生される免疫グロブリン(IgG, IgM, IgA, IgEなど)が自己免疫発症に関与することからB細胞の殺細胞機能をもつリツキサンの投与(抗B細胞治療ともいう)は当然理に適ったものといわれている。従来、これらの自己免疫疾患の治療に用いられたのは大量のステロイド剤、エンドキサン(シクロフォスファミド)、その他種々の免疫抑制剤であった。さらに、治療抵抗例には自家骨髄移植の試みもあり、自己免疫に関与する抗体産生系を一旦根絶させ、新たに本人の幹細胞を移植し直して自己免疫状態からフリーな状態を導こうとするものである。リツキサンはこれらのハイリスクな治療法ではなく、単純に抗CD20抗体を点滴静注するだけで殺B細胞可能で、従来の治療法による種々の副作用を排除できることからリツキサン治療ではQOLのよい治療成績向上が期待できる。
この薬には期待している。できれば人工透析はしたくない。しかも、少なくとも現在高齢者である、或る人物よりは長いきしたいのだ。今のところ現在の治療はまず上手く行っている。しかし、再発を完全に押さえ込むのは難しい。
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